おしえて!! CardWirthEditor
キミに決めた!
うわ、なんでこんなことできるの?
うわ、なに驚いてんだ?
凄いわ、このシナリオのバトル。
敵がスキルも使わずに回復してる。
変わったバトルだな。
で、どうして凄いんだ?
だって「効果コンテント」などの対象を指定して発動させるコンテントって、敵は選択できないじゃない。
ん? できるぞ?
できないわよ!
「効果コンテント」の設定にそんなのないじゃない!
ま、まぁまぁ……落ち着け。
確かに「対象を敵にする」という設定はないな。
だが、「敵を選択中にする」ことはできる。
選択中?
それって、メンバ選択とかで選ばれているPCのことでしょ?
そう。
しかしメンバ選択で敵は選択できないので、特殊な方法を用いるんだ。
特殊な方法……まさか、面倒な方法じゃないでしょうねぇ?
いいや、至ってシンプル。
ただ単に敵に「目印」をつければいいだけ。
目印ぃ? なにそれ?
まぁアイテムでもスキルでも召喚獣でもいいんだが、とにかく「選択したいヤツだけの目印」を敵に持たせるんだ。
アイテムカードやスキルカードは敵が使用することもあるので、純粋な目印としては召喚獣カードが使われることが多いかな。
ふぅん、持たせておしまい?
いや、ここまでが準備だ。
次は「目印を持ったヤツを選択する」イベントを作る。
これは下の様になる。
……これだけ?
これは召喚獣カードを目印として使用した場合の、敵を選択中にする例だ。
「召喚獣分岐コンテント」を使用して目印の召喚獣カードを選択する。
この時、召喚獣分岐コンテントの設定で適用範囲を「フィールド全体」にする。
どうして「フィールド全体」にしないといけないの?
「このバトル画面内で『敵選択用』の召喚獣カードを持っているヤツは誰?」ってことを調べるわけだからな。
フィールド全体にしなければ敵まで調査範囲が及ばん。
なるほど〜。
さぁ、これで『敵選択用』の召喚獣カードを持った敵は「選択中」になった。あとは効果コンテントで回復させるだけだ。
もちろん判定対象は「現在選択中のメンバ」だぞ。
結構簡単ね。
うむ。
今回は効果コンテントを使うだけだったが、このテクニックを応用すれば、他にも色々なことができるはずだ。
例えば?
……それは自分で考えよう。
そんな適当でいいのかしら?
方法さえ覚えれば、後は己のアイデアのみ!
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