おしえて!! CardWirthEditor
宝箱を作ろう!
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どうだ? シナリオ作成の方は。
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結構進んだわよ。
もうボス戦も終わって、宝箱を開けるイベントを作ってるの。
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ほほー、ほぼ最終段階か。
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でも、ちょっと苦戦してたりして。
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どこでだ?
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ほら、宝箱ってすんなり開いたら面白くないでしょ?
だから、鍵とか罠が仕掛けてあって、それを解除していく……ってのを作りたいんだけど。
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なるほどな。
宝箱の調査や罠の解除などは、PCの能力で成功か否かを決めたほうがいいだろう。
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うんうん。プレイヤーだって、手先が器用なキャラに開けさせたいしね。
……で、どうやるの?
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PCの能力で分岐させる時は、「能力判定分岐コンテント」を使うんだ。
どの要素で判定させたいかを選択する。
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じゃあ必要な要素は「器用度」と「慎重性」……っと。
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そうそう、「メンバ選択コンテント」でプレイヤーにPCを選択させてから能力分岐させた方がいい。
このコンテントで選ばれたPCは「選択中」になる。
能力判定分岐コンテントの判定対象を「現在選択中のメンバ」にしておけば、選択中のPCの能力を判定することができるわけだ。
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ねぇ、判定内容の「対象レベル」って何?
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簡単に言えば、能力判定の難易度ってところかな。
対象レベルを高くすればするほど、成功しづらくなるってことだ。
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……そんで解除に成功したら【罠】フラグを「解除済み」にしてっと。
【鍵】フラグと【罠】フラグが両方とも「解除済み」になっていれば、アイテムゲット。
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罠に引っ掛かったら【罠】フラグを「解除済み」にしてやると親切だな。
まぁ、罠に引っ掛かったらアイテムも取れない設定でもスリルはあるが。
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……よし、完成!
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お、できたか。
こういう判定分岐絡みのイベントは、よくテストプレイしておいたほうがいいぞ。
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ふっふっふ、バグ一つ無いに決まってるじゃない。ちゃんとチェックしたんだしー。
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どれどれ……。
なぁ、この宝箱、「盗賊の手」を使っても反応がないんだが。
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ギクッ
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こういう宝箱には「鑑定」や「解錠」のキーコードを対応させておいたほうがいいぞ。
せっかく便利なスキルを使ったのに、反応が無いのは悲しいもんだ。
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くぅ、気が付かなかった。
こうなったら片っ端からキーコードに対応してやるっ。
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おいおい、宝箱が「暗殺」キーコードに対応しても……まぁいいか。
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ふぅ。これで大体のイベントは組み終わったわ。
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後は宿に帰るだけだな。
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そんで親父と会話して報酬もらっておしまい。
結構あっさりしてるわね。
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ま、これはあくまでCardWirthEditorの使い方を覚えるためのシナリオだからな。
これが完成したら、次はもう少し大きなシナリオにチャレンジだ。
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次はもっとストーリー性のあるシナリオを作りたいな。
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はっはっは。どうだ、シナリオ作成は楽しいだろ?
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えぇ。最初は難しいだろうなと思っていたけど、実際そうでもなかったし、手軽で簡単だしね。
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そう。CardWirthEditorによる作業はとても簡単だ。
複雑なイベントを作るにしたって、その簡単な作業の積み重ねでしかない。
一見難しそうに見えても、やっていることは至極単純だ。
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つまり、作るその過程を楽しみましょってことね。
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あぁっ、まとめのセリフを先に言うんじゃない!
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あら、これは失礼〜。
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やれやれ。
じゃあ最後の作業だ。シナリオをクリアしたご褒美、クーポンをつけよう。
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えーと、どれだっけ。
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「クーポン取得コンテント」だ。……ほれ。
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「ゴブリンの洞穴 完成」
あら……これ、私が貰っていいの?
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お前が初めて作ったシナリオだ。記念にな。
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親父ぃ、なかなかやるじゃない。
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……さて、私はカウンターに戻るぞ。
そろそろ依頼の仕事に出た連中が帰ってくるだろうからな。
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よーし、今度は私がシナリオを「作る」番よ!