おしえて!! CardWirthEditor
エフェクトブースターってなに?
まず、エフェクトブースターってなんなの?
うむ。
エフェクトブースターとは、CardWirthにおける画像描写をパワーアップさせる機能のことだ。
画像描写をパワーアップ?
そう。
CardWirthで、画面上に画像を表示させる方法は知っているな?
もちろん。
「背景変更コンテント」で背景画像やセルを表示させることができるわ。
あと、セルはフラグを設定することでも表示・非表示を制御できるわね。
その通り。
セルは自由に画像を表示させるための便利な機能だな。
セルを使えばアニメっぽいこともできるし、もう十分パワーがあると思うけどなぁ。
はたしてそうかな?
じゃあ、今言ったアニメをセルを使って作ってみよう。
画像を画面の左から右に移動させるだけの簡単なヤツをな。
楽勝よ。任せなさい。
あ、素材はこれを使え。
なにこれ。
いいから。
はいはい。
じゃあ、まずは
を配置。
プロパティを開いたら
で素材の画像を指定ね。Maskは「ON」、簡単設定から「元のサイズ」を指定してっと。
早速1コマ目ができたわ。
うむ。
で、2コマ目の作成ね。
今作った「背景変更コンテント」をコピー&ペーストして、プロパティを開く。
そしてセルの位置をちょっと右に動かしてっと。
これで2コマ目ね。
そうだな。
じゃあ3コマ目。
同じようにコピー&ペーストしてセルを右に動かして……。
(……)
ふぅ。完成よ。
じゃあ実際にCardWirthで見てみるか。
どうぞ。
……うーん、動きが早すぎるな。
あら。
じゃあコマの間に
「空白時間挿入コンテント」でウェイトを入れて……。
ちょっとは遅くなったな。
これで完璧ね。
でもちょっと動きがカクカクだなぁ。
もう少し滑らかに動かせないか?
滑らかにって……これ以上コマを多くしなきゃだめってこと〜?
難しいか?
そんなことしたら、
と
が凄い数になっちゃうじゃない。
そう。
ちょっと細かな動きをさせようと思うと、普通のセルの使い方では面倒ってことだ。
確かにねぇ。
そこで出てくるのが、エフェクトブースターなんだ。
おお?
エフェクトブースターで扱えるファイルの一つに「JPY1ファイル」というものがある。
このJPY1ファイルをセルとして使うと、簡単にアニメーションさせることができるんだ。
例えば、今のアニメをエフェクトブースターを使ってやると以下のようになる。
え!?
が一つしかないじゃない!
アニメさせる時の画像、位置、移動数、ウェイト時間……それらは全てJPY1ファイルの中に設定されているんだ。
だから、実際に使うときはJPY1ファイルをセルとして指定するだけでいい。
ふむふむ。
セルで一個一個やるやり方に比べると、こっちのほうが確実に楽そうね。
だろ?
これがエフェクトブースターによる画像描写のパワーアップの一つってわけだ。
なるほどねー。
他にもパワーアップされているところはあるの?
もちろんあるぞ。
画像に色やフィルターをかけたり、反転させたり、文字を画像として表示させたり、画面をコピーしたり……。
結構面白そうじゃない!
早く教えて教えて。
まぁ落ち着け。
とりあえず、まずは基本から始めよう。
また基本かぁ……。
何事も基本が大事だ。基本さえ覚えれば、あとはその応用でしかない。
CardWirthEditorの時だってそうだろう?
そうね。 一つ一つばっちり覚えてやるわ!
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